2008年7月13日日曜日

ケインズは株式投資で大損をするどころか大儲けをしていた!

日経ヴェリタスの今週号で井手正介という人が書いている。ケインズは卓越した経済学者であったにも拘わらず株で大損したと言われており、散人もそれを信じていたが、「長期的」には株で大儲けをしたらしい。成績表が掲載されている↓:


イギリス市場平均のパフォーマンスと比べるといかにケインズがすごかったかが分かる。

「ケインズですら株で損をしたのだからおいらが損をしても仕方がないな〜」とか思っている凡人は(おいらも含め)、真剣に反省するべきなのである。もっと腹を立てて、誰が株価を暴落させたのか、その犯人を見つけ、徹底的にやっつけるべきなのだ。

もっともケインズの好パフォーマンスはあくまでも「長期的に見れば」と言うこと。同じケインズが言っているように「長期的に見ればわれわれは全員死ぬのである」から、割り引いて考えないといけない。ヨイヨイになってからお金を貰っても仕方がないのである。


蛇足:日経ヴェリタスの購読システムはなかなかよくできている。契約すれば、家に配達してくれる紙の新聞とは別に、オンラインでも全文PDFで読むことが出来る。旅行なんかするとき便利。日経新聞もこのシステムを採用するべきだと思う。

1 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

日本の株価の下落で国民全員が大損している。サラリーマンの年金基金も大きく目減り。みんなの年金ももうどうなるか分からない。人ごとではないのだ。世界でもニッポンだけが売りに売られている。ニッポンの既得権集団のごり押しがあまりに眼に余るから世界からニッポンが見放されたからに他ならない。既得権集団は国賊。断固討つべし。